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お墓の選び方

葬儀霊園の豆知識

gf1120270779x現在、故人を埋葬するためのお墓は都道府県知事から許可された墓地にしか建てられません。これは1948年に施工された「墓地・埋葬等に関する法律(墓埋法)」で墓地以外の場所に骨を埋葬してはいけないと定められているからです。では、そのお墓はどこに建てるのがベストなのでしょうか。

大半の方は自分の家の近くで建てたい、という立地面の要望があることでしょう。それに加えて最近では見晴らしのいい場所や海、富士山の見える場所などこだわった場所選びをすることもあるようです。しかし、お墓はお参りしてもらうための場所でもあります。自分がそのお墓に入った後でお参りに来てくれる承継者や子どもたちのことも考えた方がいいでしょう。自分の希望だけでなく、さまざまな希望を汲んだ上で決めることをオススメします。

お墓の購入について話し合い、情報収集をしたあとは候補となる霊園を見学しに行きましょう。「百聞は一見にしかず」というように、書類上の情報だけを見て悩むよりも実際に現地まで足を運び、自分たちの目で見て専門家の話を聞いた方が納得できるはずです。現地の係員に現在の状況やお墓を購入する条件などを可能な範囲で話しておくと、より詳細な情報を教えてもらえます。霊園や石材店とはこの先も長い付き合いになるので、例え短い時間であってもしっかりとその対応や知識量をチェックしましょう。

老舗である和泉家石材店は、さいたま市を中心に多くの霊園、お墓、墓地などを取り扱っており、最適なお墓を紹介してくれます。お墓も自社で設計・施工しているため、安心かつ信頼して利用できる石材店だと評判です。こういった歴史のある石材店は生きた知識を蓄積しているので、見学の際も最適なアドバイスをしてくれます。

故人に対する思いや先祖への敬意、供養をするこころなど、さまざまな思いやりを重ね合わせて建てたお墓は1つの財産でもあります。お供え物やお花の絶えないお墓を子や孫の代まで継承していくことが、家族・親族にとって幸せなことではないでしょうか。

次世代のお墓?納骨堂のいいところ

「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがあります。意味は、立ち去る者は見苦しくないようにしていくべき、という戒めです。そんな言葉があるからというわけではないでしょうが、自身の人生が終わった時のことを考え、それに対する準備を行う「終活」が、ずいぶん一般的になっています。

終活には様々な事柄が含まれます。自分の葬儀のことやお墓・遺言の準備。財産の相続についてや、身の回りの整理など、考えることは多岐に渡ります。そのうちトラブルが多いのはお金や不動産などが関わる財産相続です。しかし、それ以外にも意外と面倒が多いのが、お墓です。お墓というと、たいてい黒い御影石のずっしりとした墓石を思い浮かべるでしょう。そのお墓を誰が管理するかということや、もうお墓なんていらないんじゃ、と考える親族とそうでない親族とのトラブルが頻発しています。

そこで、従来型のお墓ではなく、新しいタイプのお墓を選ぶ方が増えています。その新しいタイプのお墓とは「納骨堂」です。従来は納骨堂といえば、一時的に遺骨を保管する場所というものでしたが、今では都心などのビルで永代供養までやってくれる、新しいタイプのお墓、として認知されています。中には24時間参拝が可能な納骨堂や、手軽に訪れて気軽に参拝ができるなどサービスも充実しています。納骨堂は屋内にある場合が大半なので、天気に左右されず参拝ができるのはうれしいですよね。また、納骨堂は都心のビルにあることが多いため、従来までの霊園などに比べるとお墓参りのハードルはぐっと下がります。たとえば、東京都新宿にある早稲田納骨堂は、東京メトロ早稲田駅から徒歩2分という好立地です。自分が入るお墓について考えてみるのはいかがでしょうか。きちんと考えておくことで、トラブルを減らすことができますよ。