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御札のお祀りについて

葬儀霊園の豆知識

お正月などには、神社へお参りに行く方も多いでしょう。神様に様々な願い事をしたり、勇気をもらったりと、目的は様々あると思います。そんな神様の存在を自宅でも感じられるように、神棚を設置してみることがお勧めです。一口に神棚と言っても、様々な種類があります。多くの神棚は、伊勢神宮をベースにした「神明造」となっています。そこからさらに細かく種類が分かれているのです。

まず、お札を納めるための社(扉)部分がどのように造られているかという違いがあります。代表的なものでは、社が一つだけの「一社造り」、三つ設置されている「通し屋根三社造り」、箱型の「箱宮」などがあります。なお、一つの社に一枚の御札しか入れてはいけないということはなく、御札は重ねてお祀りすることができます。もし御札を既に持っている場合は、御札がきちんと納まる神棚を選ぶことも大事です。

次に、屋根がどのような造りになっているかという違いがあります。選び方の基準となるのは、「どんな神様をお祀りするのか」です。一般的な家の神様を祀る場合、代表的な造りのものとして「茅葺」などがあげられます。また、商売の神様として知られるお稲荷様の場合は「桧皮葺」、火の神様である荒神様の場合は「板葺」など、神様によって最適な造りが異なるのです。神棚を選ぶときは、どんな神様をどのようにお祀りするかをしっかりイメージすることが大切と言えるでしょう。

余談ですが、先日、独身の私を心配してくれた叔父が、出雲詣りのついでにお札を貰ってきてくれました。最初は意味が分からなかったのですが、なるほど良縁の神様でしたね。。。どうやら私以外の独身の親族みんなに買って配ったというのだから余計なお世話ですよね。とはいえ、もらったお札、どうしようかと思いとりあえず置いてあるのですが、神棚でも入れないといけないのかなと思い、そもそもいくらぐらいするのか調べて通販ショップを見たのですが、意外と安いものなんですね。さすがに買うかどうかは今も決心がつきませんが、かなり立派なものがかなり安かったです。小さいので十分なので、1万2千円とかで買えるみたいでした。意外に安いなと思う反面、ネットでこんなものまで売ってるのかとびっくりしたお話です。