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葬儀後に行う様々な手続き

葬儀霊園の豆知識

身内が亡くなった場合、通夜や告別式の日程決めや場所の確保等、葬儀に関する準備をバタバタと始めなければなりません。最近では、都市部を中心に通夜、告別式は行わずに直葬という形で火葬を行うところもあるようですが、大半はきちんと式を開いてお見送りをします。故人に対する悲しみは計り知れないものですが、葬儀を終えてからもやらなければならないことは山ほどあります。

まず、金銭に関する手続きです。死亡保険金の請求や、所得税の確定申告、納税、相続税等の税金関係、65歳以上の場合は年金受給権者死亡届(国民年金は14日以内、その他年金は10日以内)、国民健康保険の脱退手続き(14日以内)など、期間が定められているものがあるほど優先順位が高くなってきます。

次に、不動産名義や預金名義の変更、自動車所有者の変更等、遺産相続に関するものは、親族との話し合いの末、相続確定後に速やかに終わらせてしまいましょう。この金銭や遺産相続関係などの手続きは、自分たちが基本行わなければならないのですが、こちらのような葬儀後も手続きをサポートしてくれる葬儀会社にお願いすればグッと負担を減らすことが出来、他の手続きに時間と体力を費やすことが出来るので、葬儀会社選びの時点でそういった業者を抑えておくのがおすすめです。

最後に、遺品整理です。生前故人が使っていた家具や衣類などの残りの遺品整理の際は、基本的に要らないと判断したものからどんどん捨てていきましょう。あるいは回収業者で遺品を買い取ってもらえるところに依頼したり、リサイクルショップに出して金銭に変えるのも手です。ちなみに、少し前に樹木希林さんが生前に地道に遺品整理を行っていた「終活」なんてワードを耳にしていましたが、やはり持ち主本人が判断するのが一番悔いは無いですし、残された親族への負担も軽減されそうですよね。ある程度遺品整理が進めば親族同士で話し合って、形見として持っておけば故人もきっと喜ぶことでしょう。

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