カテゴリー

次世代のお墓?納骨堂のいいところ

葬儀霊園の豆知識

「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがあります。意味は、立ち去る者は見苦しくないようにしていくべき、という戒めです。そんな言葉があるからというわけではないでしょうが、自身の人生が終わった時のことを考え、それに対する準備を行う「終活」が、ずいぶん一般的になっています。

終活には様々な事柄が含まれます。自分の葬儀のことやお墓・遺言の準備。財産の相続についてや、身の回りの整理など、考えることは多岐に渡ります。そのうちトラブルが多いのはお金や不動産などが関わる財産相続です。しかし、それ以外にも意外と面倒が多いのが、お墓です。お墓というと、たいてい黒い御影石のずっしりとした墓石を思い浮かべるでしょう。そのお墓を誰が管理するかということや、もうお墓なんていらないんじゃ、と考える親族とそうでない親族とのトラブルが頻発しています。

そこで、従来型のお墓ではなく、新しいタイプのお墓を選ぶ方が増えています。その新しいタイプのお墓とは「納骨堂」です。従来は納骨堂といえば、一時的に遺骨を保管する場所というものでしたが、今では都心などのビルで永代供養までやってくれる、新しいタイプのお墓、として認知されています。中には24時間参拝が可能な納骨堂や、手軽に訪れて気軽に参拝ができるなどサービスも充実しています。納骨堂は屋内にある場合が大半なので、天気に左右されず参拝ができるのはうれしいですよね。また、納骨堂は都心のビルにあることが多いため、従来までの霊園などに比べるとお墓参りのハードルはぐっと下がります。たとえば、東京都新宿にある早稲田納骨堂は、東京メトロ早稲田駅から徒歩2分という好立地です。自分が入るお墓について考えてみるのはいかがでしょうか。きちんと考えておくことで、トラブルを減らすことができますよ。